東京都のデジタル政策を担う一般財団法人GovTech東京は、2025年12月17日に開催するイベント「Go！公共」に、産婦人科・小児科に特化したオンライン健康医療相談を展開する株式会社Kids Public代表・橋本直也氏をパネリストとして迎えます。会場はTokyo Innovation Base（東京都千代田区丸の内3-8-3）、時間は18時30分〜20時30分で、参加費は無料です。現地参加のみですが、後日アーカイブ公開が予定されています。
イベントテーマは「未来に渡す仕事」で、公共分野で社会課題の解決に取り組む人材のキャリアや、公共機関における人的資本（人材を資産として捉える考え方）の重要性を議論します。GovTech東京のデジタル人材本部長・小島隆秀氏、インパクトスタートアップ協会代表理事・星直人氏、アビームコンサルティングで江東区CIO補佐官も務める三上泰地氏が登壇し、GovTech東京経営管理本部の幸田友資氏がモデレーターを務めます。
橋本氏は現役小児科医として、2015年にKids Publicを創業。運営サービス「産婦人科・小児科オンライン」には251名（2025年11月時点）の医療者が所属し、全国230以上の市区町村で導入されています。研究により「産後うつ病の高リスク者が33.5％減少」という効果が示されており、医療アクセスの格差是正や子育て支援の文脈で、自治体との連携が進んでいます。
Society5.0やデジタル田園都市構想が進むなか、テクノロジーと公共セクターをつなぐ人材育成は自治体共通の課題となっています。今回の議論を通じ、医療・子育て分野でのデジタル活用事例が共有されることで、今後、全国の自治体でオンライン相談サービスの活用や官民連携の新たな形が広がるかが注目されます。
【イベント情報】
GovTech東京「Go！公共」
会場：Tokyo Innovation Base（東京都千代田区丸の内3-8-3）
開催日時：2025年12月17日（水）18:30〜20:30（18:00開場）
主催：一般財団法人GovTech東京
申込方法：GovTech東京の公式プレスリリースで案内
source: PR TIMES